子猫を予防接種に連れて行った際の知人の話。
知人は実はあまり猫が好きではない。娘の要望でしぶしぶ飼うことに。特に毛嫌いしているわけでは無いが、溺愛するわけでもない。
そんな彼女が先日子猫を予防接種に連れて行ったところ、獣医さんが「Hi baby baby.」(やぁ、ベイビー)から始まり、まるで人間の子供に話しかけているかのようにしているのを見て「・・・・・・。」となってしまったそうな。
そしてこういう人たち(?)は、猫や犬の事を「ペット」とは呼ばないらしい。
「fur baby」と呼ぶらしい。「fur」は「毛皮」、「baby」は「赤ちゃん、ベイビー」。
「pet」(ペット)となると、「人間との主従関係」を連想させたり「人間の所有物」みたいに聞こえるのがイヤらしい。そこで、毛皮のあるペットたち(犬、猫、フェレット、ウサギ等々)を愛情をこめて「fur baby」と呼ぶらしい。
アメリカはペット大好きで有名(?)だが、特に実際の子供を持たずに(いわゆる)ペットだけを飼っている人に、こういった擬人化表現?を使う人が多いらしい。
I’ve gotta leave cuz my fur baby needs a walk. 私の「かわいこちゃん」が散歩に行かなきゃだから行くわ。
My chihuahua is such a furbaby. 私のチワワはとっても「甘やかされちゃん」なのよ。
My fur-baby gets carsick, so we don’t take her far. 私の「ベイビーちゃん」は車酔いするの、だから遠くまでは連れて行かないのよ。