-rake in- (お金を)いっぱいかき集める、大儲けする、

ワイドショーでKardasian Family(カーダシアン一家)の話題が。SNSを巧みに使ってお金儲けしている彼女らに対してコメンテーターが、一言。

I don’t wanna rake in cash like them.  僕は彼女らみたいにお金をどっさり儲けたくないなぁ。

rake」(発音:れいく)といえばパッと「leaf rake」(葉っぱを集めるクマの手)が思いついたけど、「rake in」になると口語で「to acquire (money) in large amounts」(お金をたくさん集める)といった意味になる。「rake in cash」ともいうけど、「cash」の文字が無くても「お金を」かき集める、の意味が。

She promoted last month, now she’s raking it in. 先月彼女は昇進した。今彼女はがっぽり儲けてるよ。

That musical raked in over $500 million!! あのミュージカル500億ドル以上も稼いだのよ。

-give (somebody) the stink eye- (誰かを)にらむ、(人を)非難めいた目で見る

よくケンカというかちょっかいを出し合っている二人の会話からゲットしたスラング。

Look, you have the stink eye!! みてよ、あんたのその見くびった感じの目!!

the stink eye」は直訳すると「臭い目」だけど、スラングでは「a facial expression of distrust, disdain, or disapproval」(怪しんだり、軽蔑したり、非難めいた表情)といった意味になる。

同じ意味で「the skunk eye」(スカンクアイ)ということもある。

知人が使ったように「have the stink eye」(見くびった感じの目)というようにも使えるけど、よく使われる表現として「give (somebody) the stink eye」の形をとられることが多いみたい。

When I was waiting him, I was giving him the stink eye. 彼を待っている間、私彼をにらんでいたの。

She has the stink eye when she talks to her x. 彼女は元カレと話す時、非難めいた目をしている。

-snail mail- 普通郵便、手紙

日本に手紙を送った話から出てきたスラング「snail mail」(すねいるめいる)。

snail」は言わずと知れた?「カタツムリ」の事。

e-mailが普及している昨今、普通郵便はそれに比べて時間がかかる事から「普通郵便、手紙」といった人が届ける郵便物の事を「snail mail」もしくは「s-mail」と呼ぶようになったそうな。

面白い表現で覚えやすい。

I prefer snail mail, I feel like e-mail doesn’t deliver my feeling and heart. eメールはなんだか自分の気持ちを運んでくれない気がして手紙の方が好きだわ。

Are you still using snail mail for payng the bills??? お金払うのにまだ普通郵便使ってるの?

-rebate- (販促)キャッシュバック、(代金)割り戻し、

rebate」(発音:リベート)。アメリカにもうすぐ4年住むっていうのに知らなかった大事な言葉。

先日Menerd(メナード:主に日曜大工品などを売っているお店)に行った際にカスタマーサービスデスクの前に「rebate」と書かれたカードがずらり。クーポンかなぁと思ってお店の人に聞いてみたら、「If you buy these marchandise, manufacturer or company will give the customer money back.」(これらの商品を買うと、メーカーや企業が顧客にキャッシュバックしてくれるのよ。)との事。 該当商品を購入した際のrebate receipt(リベート書)と所定のフォームを企業に送付すると、企業側から一部キャッシュバックが貰えるらしい。素晴らしい!!

一般的には高額商品に「rebate」がつく事が多いらしいけど、物によってはキャンディー等の少額商品でもつく事があるらしい。

販売店ではなく、製造業者・メーカーが行っている販促プロモーションらしい。

何で4年間知らなかったんだ。。。。後悔。

次回の買い物からはレシートをチェックして「rebate」の文字があれば必ず手続きしようっと!!

-It’s a long shot.- 可能性は低いね。勝率は低いね。望みは低いね。

知人のお嬢さんがacting class(演劇クラス)に受かったという話。

400人以上申し込んで30人しか通らないという難関クラスだったそうな。その話の後にこう一言。

It was a long shot but she made it. かなり狭い門だったけど彼女はやり遂げたわ。

long shot」は直訳だと「遠距離からのショット」だけど、idiom(言い回し)では「something you try although it is unlikely to be successful」(成功確率は低いけど挑戦する物事)という意味に。日本語でよく言う「狭き門」がぴったりくる気がするけど。どうだろう。。。

ちなみに賭け事等でもよく使われ競馬のシーンでも聞かれるフレーズ。その場合は「大穴」とか言った感じ。

It’s a long shot but we won! かなり勝つ確率は低かったけど、勝ったよ。

The horse is a long shot but I bet on him, let’s see!! この馬はかなりの賭けだけど僕は賭けるよ。みてろよぉ。

-Hang on your hat!- (ビックリすることが起こるから)心しておいてね。驚かないようにね。心の準備しておいてね。

もうすぐHalloween(ハロウィーン)って事で、Curious George(おさるのジョージ)でハロウィンのストーリーが。

その中で、ジョージの近所の人が通りすがるたびに

George, hang on your hat!

と、声掛けていた。文字通りの意味でいくと「帽子をしっかり持っとけよ」って意味。だけどこれは諺で実は違った意味が。ただGeorgeは私と一緒で文字通りの意味だと思って、「帽子被ってないのになぁ。。。」的なリアクションを(笑)

諺での意味は「get ready for what’s coming, here comes a big shock」(これから起こる事に心してしておけ、大ショックがくるぞぉ)といった感じ。近所の人は、Halloweenではモンスターやゴーストの衣装を着た人たちが現れるからGeorgeに「心の準備をしておきなよぉ」って言ったわけだぁ。

勉強になりました。

勿論ハロウィン以外の日でも使える。そして「hold your hat」ともいうらしい。

Hang on your hat! I’m engaged. 驚かないようにね。 私婚約したの。

Hang on your hat, we won the lottery!!!! 準備はいい?!僕たち宝くじが当たったよ!

-a little stinker- 悪戯っ子、意地悪っ子、わんぱく

知人がよく悪ふざけしている子供に対して使う言葉。

You guys are such a little stinker! あんた達ったらなんて悪戯っ子なの。

stinker」はスラングで「an irratating, disgusting, or contemptible person」(腹立たしい、むかつくもしくは下劣な人)なる定義が。本当に「下劣な」人に対して「You are stinker.」(あんたひどい奴だね。)といった風にも使えるし、小さな子供に対してや冗談で言う際には「a little stinker」(=someone who is mischievous and ornery,:悪戯や意地悪をする人 or someone who likes practical jokes:悪ふざけが好きな人)と言った意味の「愛着をこめて?」の「悪戯っ子」といった意味でも使われる。

使う人、使われる人を見ていい感じの意味なのか悪い意味でいってるのか判断しないと。。。

-touch base with someone- ~と連絡を取る。~と軽く話す。

知人がsales(セールスマン)時代の話をした際によく使っていたというセールスマンが顧客とコンタクトをとる際の常套句を教わった。

touch base with someone」=「to talk to someone for a short time, to confer with someone for briefly」(~と軽く話す、~と簡単に話し合う)という意味。セールスマンが電話等で顧客と連絡を取りたい際によく使うんだそうな。元々はbaseballbase(ベース)にタッチする行為から派生したんだそうな。

I need to touch base with Kim about the car she bought last year. キムと去年勝った車について連絡とる必要があるんだ。

We touched base on that and we are in agreement. 僕らはあれについてもう話し合って、合意に達したんだ。

-He is the real deal.-  彼は本物だ。彼は真の男だ。

先日musical(ミュージカル)を観に行った。素人の集まりでやるものだからあまり期待してなかったけど、凄かった!子供たちも夜遅いのに全く眠くならず感動していた。終演後にmusical director(ミュージカルのディレクター)と話す機会があって、Sebastian(カニのセバスチャン)がずば抜けて凄かった、と述べたら、「He’s the real deal.」との返信が。

the real deal」(ざ りある でぃーる)で「本物の、真の」っていう意味。これは人だけでなく物にも使える。

Did you hear his voice?? He’s the real deal. 彼の声聞いた?彼は本物だよ。

His song proved he’s the real deal. 彼の歌が彼が真のシンガーであることを証明した。

-scrimmage- 練習試合、練習ゲーム

息子のサッカーコーチから毎週送られてくる練習スケジュールに「scrimmage」なる言葉が。

発音は「すくりぃみっじ」。調べてみると「a practice game of football, basketball, soccer, etc」(サッカーやバスケ、アメフトなどの練習試合)との事。

息子に聞いたら友達がアメフトをしていて「scrimmage」は知っているとの事。。。そっか。。。親は知らず。。。

ちなみにもう一つ「乱闘」とか言った意味もある。

We’ll play a scrimmage on Thursday, put lion’s jursey on. 木曜日は練習試合するからライオンズのチームシャツ着てきてね。