-Here we go.- ①さぁ、始めるよ。②きたきた。、そう、それそれ。③よくやった。

本当に本当によく耳にするフレーズ「Here we go.」。結構多様な意味があるから、いろんな場面で使える。

主に3つの意味合いがあるといわれている。

ひとつめは、①物事を始めるとき

    「さぁ、始めるよ。」「行くぞ。」「せーのっ!」

二つ目は、②探していたものや待っていたものが見つかった時

    「それそれ、あった。」「そうだ。」「きたきた。」

最後は、③応援の時の掛け声、特にうまく行った時

   「よくやった。」「いいぞ!」

私の中で最近よく出会う場面は、会話中になかなか思い出せない何かがあった後、思い出した時に相手に言われる「Here we go.」。これは、「よくやった。」の意味もあるだろうし、「それね。」とか「きたきた。」とか言った意味もあるのかな。

-Get a hold of yourself.- 気を確かに。しっかりしなさい。落ち着いて。

知人のお嬢さんが急病に。それを電話で知らされた際、勿論の事大動揺。プチパニック。そこでかけられた一言。

Get ahold of yourself! 落ち着いて気を確かに。

これは人がパニックに追い散った時や、興奮している際に使われるidiom(言い回し)で「to force onself to become calm and sensible after a shock or in a difficult situation」(困難な状況や衝撃を受けた後に落ち着いて考えられるようにする事)といった感じの意味。

Get a hold-と期している辞書と、get aholdと期している辞書があるので、どちらでも問題ないみたいだけど???

-dress in layers- 重ね着する、厚着する

雪は降らずとも日々氷点下。もうファッションとか何かよりもとにかく防寒第一。

上着は4枚、ズボンは2枚の重ね着生活で。もこもこ。こんな重ね着状態を英語では、

I dress in layers. 厚着してるよ。

という。「layer」(発音:れいやー)は「層、積み重ね」といった意味。沢山の場面で使える言葉だけど、服に関して言うと「重ね着」となる。ちなみに私のおばちゃん重ね着に対しても使っちゃうけど、ちゃんとした?かっこいい重ね着ファッションにも同じ表現が使われちゃう。

When it is cold we should dress in layers. 寒い時は皆厚着しなきゃよ。

-I’m drowning.- もういっぱいいっぱい(限界)。ストレスでやられてる。

クリスマス前にどんよりしたテレビを観た。クリスマスどころではなく生きるのに精いっぱいな日々を送っている人。彼女のセリフ。

I’m drowning in debt. 借金におわれてもういっぱいいっぱい。

drow」(発音注意:どらう)は「溺れる」という意味。文字通りの意味で使われることもあるけど、「be drowning」の形だと「feel overwhelmed, depression」(いっぱいいっぱいで気が遠くなる、意気消沈する)「nothing is going right and you can’t keep up」(全てが上手くいかなくおいつかない)といった意味で、『ストレス」を感じる状況を現すことがある。 

I’m drowning in my work, can’t eat anything. 仕事でやられてて何も食べれない。

-Everything in moderation.- 全てほどよく。何事もほどほどに。何事も節度が大事。

知人と食習慣について話した際に出てきた諺。

Everything in moderation.(発音:もでれいしょん)

in moderation」で「適度に、程よく、度を越さない」といった意味。

主に、食習慣やたばこ、お酒等について話す時によく使われるフレーズだそうな。ヘルシーと言われるものでもそればっかり食べていては健康を損ねる可能性が。何事も「節度」が大事、っていう意味で使われる。

-for good- 永遠に、ずっと

最近見かけない知人の話になって、冬にMexico(メキシコ)に帰るから準備で忙しいらしいっていう会話をした。

その際に知人が「For good??」って聞いてきたから「Yes.」って答えたら大変大変。Farewell(さよなら会)しなきゃみたいなことになって。。。。なんでだぁ???って思って「Only for 2 months.」(2か月だけだよ。)っていったら話がこじれた原因を教えてくれた。

For good」は「Forever, Parmanently」(永遠に、永久的に)っていう意味らしい。。。てっきり文字通りの「いい意味で」とかそういった事かと思った。。。私的には誰かが亡くなったからからじゃなく、ただ家族に会いに行くだけだから「for good」(いい事の為に)だと思っちゃった。

ちなみにそれを教えてくれた知人はもちろん文字通りの意味で使うこともあるけど、今の会話の流れ的には「forever」だね、、、と。

かなぁり、面白こじれた会話になったけど、これで絶対に忘れないからいっか。

She’s gone for good. 彼女はずっと帰ってこないよ。

Finally I left him for good.。 ようやく彼から永遠にお別れしたわ。

-in a nutshell- 要するに、一言で言うと、簡潔に言えば、

「手短に言うと」って言いたくて「summarize」(サマライズ)を使ったら、他の言い方でかわいい表現あるよ、ってidiom(イディオム)。

in a nutshell」で「in a few words, giving only the main points」(言葉数少なくして言うと、主旨だけを述べる)っていう表現。

OK, give me the facts in a nutshell please. 分かった。事実を簡潔に言ってくださいな。

In a nutshell, he was terrible.         簡単に言うと、彼は最低だったのよ。

-rake in- (お金を)いっぱいかき集める、大儲けする、

ワイドショーでKardasian Family(カーダシアン一家)の話題が。SNSを巧みに使ってお金儲けしている彼女らに対してコメンテーターが、一言。

I don’t wanna rake in cash like them.  僕は彼女らみたいにお金をどっさり儲けたくないなぁ。

rake」(発音:れいく)といえばパッと「leaf rake」(葉っぱを集めるクマの手)が思いついたけど、「rake in」になると口語で「to acquire (money) in large amounts」(お金をたくさん集める)といった意味になる。「rake in cash」ともいうけど、「cash」の文字が無くても「お金を」かき集める、の意味が。

She promoted last month, now she’s raking it in. 先月彼女は昇進した。今彼女はがっぽり儲けてるよ。

That musical raked in over $500 million!! あのミュージカル500億ドル以上も稼いだのよ。

-give (somebody) the stink eye- (誰かを)にらむ、(人を)非難めいた目で見る

よくケンカというかちょっかいを出し合っている二人の会話からゲットしたスラング。

Look, you have the stink eye!! みてよ、あんたのその見くびった感じの目!!

the stink eye」は直訳すると「臭い目」だけど、スラングでは「a facial expression of distrust, disdain, or disapproval」(怪しんだり、軽蔑したり、非難めいた表情)といった意味になる。

同じ意味で「the skunk eye」(スカンクアイ)ということもある。

知人が使ったように「have the stink eye」(見くびった感じの目)というようにも使えるけど、よく使われる表現として「give (somebody) the stink eye」の形をとられることが多いみたい。

When I was waiting him, I was giving him the stink eye. 彼を待っている間、私彼をにらんでいたの。

She has the stink eye when she talks to her x. 彼女は元カレと話す時、非難めいた目をしている。

-It’s a long shot.- 可能性は低いね。勝率は低いね。望みは低いね。

知人のお嬢さんがacting class(演劇クラス)に受かったという話。

400人以上申し込んで30人しか通らないという難関クラスだったそうな。その話の後にこう一言。

It was a long shot but she made it. かなり狭い門だったけど彼女はやり遂げたわ。

long shot」は直訳だと「遠距離からのショット」だけど、idiom(言い回し)では「something you try although it is unlikely to be successful」(成功確率は低いけど挑戦する物事)という意味に。日本語でよく言う「狭き門」がぴったりくる気がするけど。どうだろう。。。

ちなみに賭け事等でもよく使われ競馬のシーンでも聞かれるフレーズ。その場合は「大穴」とか言った感じ。

It’s a long shot but we won! かなり勝つ確率は低かったけど、勝ったよ。

The horse is a long shot but I bet on him, let’s see!! この馬はかなりの賭けだけど僕は賭けるよ。みてろよぉ。