-go too far- 行き過ぎる、度を超す、やり過ぎる

最近読み始めた小説にちょくちょく出てくるイディオム。

「go too far」で「to do something too extreme」(極端にする)や「to behave in a way that upsets or annoys people」(人を怒らせたり困らせたりするように振舞う事)といった意味。直訳だと「すごく遠くへ行く」だけど、ここからも何となく「度が過ぎる」を連想させてくれるから覚えやすい。

My brother’s jokes are funny but sometimes he goes too far. お兄ちゃんの上段は面白いけどたまに度が過ぎちゃう。

He had time-out ‘cause he’d gone too far. 彼はやり過ぎちゃってタイムアウトをくらった。

We hope she wouldn’t go too far this time.  私たちは彼女が今回、度を越さないことを願ってる。

-in the books- 終える、終焉する

先週末、今季初の息子のサッカーのゲームが行われた。30度を超える炎天下にも関わらず皆モリモリ頑張ってた。9時から始まって16時に終わった初日に、主催者がSNSにて「The first day of games is in the books.」って。わぉ、、、難しい表現使ってきた。。。調べてみると「in the books」で「finished, concluded」(終える)っていうイディオムなんだそうな。ただ、あまり使われないせいか日本の辞書には載ってなかった。。。英語の辞書でも「on the books」(記録されている)の方が多く載っていて、うぅん、どっちの意味でも行ける気がするけど。

ま、初耳だからメモメモ。

-You’re tough on me.- 君は僕に厳しいなぁ。あなたは私にキツイね。

最近お気に入りのCMWhole Foods(ホールフーズ)のCM

パパと娘がWhole Foodsでお買いモノしている際に、パパが娘にJoke(ジョーク)を言って笑わせようとしたのに娘は無言。。。で、パパが「You’re tough on me.」(お前俺に厳しいな。)って。なんか、和むぅって感じです。

-double down- リスク覚悟で大きな賭けに出る、リスクを負ってでも決意を通す

今夜からNFLが始まるってことでニュースはNFL関連でもちきりみたい。で、よく取り上げられているのがNikeの新CMについて。今朝のToday’s showのニュースタイトルは、

Nike double down on Kaepernick」(ナイキはカエパーニックで強い決意を)

double down」はブラックジャックの用語が由来で「strengthen one’s commitment to a particular strategy or course of action, typically one that is potentially risky. 」(一般的にリスクの高い特別な戦略や行動方針に対する決意を強める)という意味が派生している。

つまりは、「リスク覚悟で勝負に出る」「リスクを負ってでも決意を通す」ってことかと。

そしてKaepernickは、黒人差別に対する抗議としてNFLの国歌斉唱時に立ち膝をついて国歌斉唱を拒否したあの人。トランプ大統領も激怒、NFLも立ち膝禁止とするなどアメリカ差別社会に疑問を投げかけたあのKaepernickNikeが広告塔として起用することの意味をワイワイ?と皆で議論している。

Nike商品のボイコットをする人たちや、養護する人たち、SNS上でもざわざわしているなぁ。。。

-act up- (人が)いたずらする、行儀悪くする、騒ぐ

子供から教わる英語って本当に多い。家の子は日本語と英語を織り交ぜて話してくるので油断ができない。昨日は、「MadisonAct upTime outだったんだよぉ」って。Time out(タイムアウト;何かの罰として遊んではいけない時間)はもう長年聞いてるからわかるけど、「act up」ってなぁんだ。。。???

act up」を調べてみると3つの用法・意味があるみたい。

一つ目は『人』に対して使われる際、「to behave poorly or inappropriately」(悪いふるまい、不適切なふるまいをする事」という意味でつまりは「行儀悪い」ってことだ。

二つ目は『物』に対して使われる際、「to malfunction or operate incorrectly」(正常に動かないこと)。

最後は『病状』に関して使われる際、「to become problematic or troublesome, usually a period of remission」(通常、病状軽快期において厄介な状態になる事)。

「人・もの・病状」それぞれに対して使われるけど、共通して言えるのは「ダメだ」って事かな。。。はは。

UP」がついてるからなんか上々な気がしたけど真逆だった。

The teacher shouted ‘Time out!’ ‘cause he acted up in class. あの子が悪さしたから先生が「タイムアップ!」って叫んだ。

What?! My car is acting up again. まじ?また車が動かん。

Spring has come, it means my allergies are acting up again. 春が来た、ってことはまたアレルギーが厄介になるってことだ。

-be in good hands (with)-  (安心して、任せて)大丈夫

知人のお父様が入院された。容態を心配しているとこんなメッセージが、 

He’s in good hands now, I can leave him and come back tomorrow. 彼はもう大丈夫だから後は任せて明日来るわ。 

「be in good hands」はよく使われるイディオムで「Being handled or cared for by a competent party」(有能な人たちにケアされる、取り扱われる状態になる)といった意味で、今回のように病院に関わるときに使われたり、迷子や迷い犬猫等を保護した際等によく聞かれる。 

 

Don’t worry, you’re in good hands now. 心配しないで、もう大丈夫だから。 

He can take care of you, now you’re in good hands. 彼が世話してくれるからもう案してね。 

‐tattletale- 告げ口屋さん、(うわさや秘密をばらす)おしゃべり

なんとなんとすごーーーいい長い期間が開いてしまった。。。。

ビザ更新やら引越しやらで大忙しの日々が終わってようやく帰ってこれたぁ!!よかった♪

さてさて、家の長男もとうとう2nd grader(アメリカで2年生)。すっかりいろんな本も読めるようになってもう親を越したのは確か。。。そんな息子のchapter book(チャプターブック;数章に分けられ、文章だけでなく挿絵もある小学校中学年向きの本)を借りて読んでいたら面白い言葉が。 

「tattletale」(発音;たっとるている)。これは「告げ口する人」という意味のスラング。同じ意味で「snitch」は映画のタイトルにもあったので耳にしたことはある人もいるかと思うけど、子供に言わせると、僕の周りでは「tattletale」を使ってる、との事。 

 

My little brother is such a tattletale, he always snitch on me. 僕の弟はいつも僕の事チクる告げ口やさんだ。 

-get detention- (学校の)居残り

昨日息子のクラスの子が悪い子(?)だったらしく、学校終了後に居残りさせられたそうな。それを息子が、こう伝えてくれた。

One of my classmate got detention today. 今日クラスの子が居残りさせられたよ。

detention」(発音:でぃてんしょん)は「拘束」って意味で、メキシコ移民の知人が不法就業で拘束された時に聞いたから知ってた。けど、学校の「居残り」にも使われるとは知らなかった。というか、小学校でそんな事がされるんだ、っていう驚きの方が大きいけど。。。あ、けど、のび太もさせられてたか。。。

Mrs.Carlton kept him in detention after school. カールトン先生が彼を居残りさせた。

-Here we go.- ①さぁ、始めるよ。②きたきた。、そう、それそれ。③よくやった。

本当に本当によく耳にするフレーズ「Here we go.」。結構多様な意味があるから、いろんな場面で使える。

主に3つの意味合いがあるといわれている。

ひとつめは、①物事を始めるとき

    「さぁ、始めるよ。」「行くぞ。」「せーのっ!」

二つ目は、②探していたものや待っていたものが見つかった時

    「それそれ、あった。」「そうだ。」「きたきた。」

最後は、③応援の時の掛け声、特にうまく行った時

   「よくやった。」「いいぞ!」

私の中で最近よく出会う場面は、会話中になかなか思い出せない何かがあった後、思い出した時に相手に言われる「Here we go.」。これは、「よくやった。」の意味もあるだろうし、「それね。」とか「きたきた。」とか言った意味もあるのかな。

-Get a hold of yourself.- 気を確かに。しっかりしなさい。落ち着いて。

知人のお嬢さんが急病に。それを電話で知らされた際、勿論の事大動揺。プチパニック。そこでかけられた一言。

Get ahold of yourself! 落ち着いて気を確かに。

これは人がパニックに追い散った時や、興奮している際に使われるidiom(言い回し)で「to force onself to become calm and sensible after a shock or in a difficult situation」(困難な状況や衝撃を受けた後に落ち着いて考えられるようにする事)といった感じの意味。

Get a hold-と期している辞書と、get aholdと期している辞書があるので、どちらでも問題ないみたいだけど???