先日息子の学校のオンライン教材についての説明会があって、その時に知った英語のことわざ「dog and pony show」。
この説明会は先生たちによって行われたんだけど、なんだか、親や子どもたちに向けて説明しているというより、校長先生(school principal)に向けた「私たち頑張ってます」的な先生のアピール会のように聞こえてしまい。。。
説明会が終わってから、ママ友が「It’s a dog and ponny show. 」と。
その前の文脈で、この説明会の批判的なことをぶつぶつ言っていたので、ある程度言いたいことは想像できた。けど、帰ってきて、しっかりと、意味を調べてみた。
「dog and pony show」 は、主にアメリカ英語で使われる表現とのこと。
意味は、見栄えや注目を集めることを目的とした派手なパフォーマンスやプレゼンテーションを指す。多くの場合、内容よりも外見や演出が重視され、実質的な価値が乏しいものを批判的に表現するときに使われる。
なるほど。たしかにあの説明会を表すのにピッタリかも。。。
ま、先生の努力も分かるけど。ちょっと向いている方向が違っているのが目立ち過ぎた感じだったかな。
ちなみに、「dog and ponny show」の使い方としては、ビジネスや政治の場面で、大げさなプレゼンテーションや無意味に派手なイベントを批判する際に使われるとのこと。
たとえば、こんな感じ。
The CEO’s speech was just a dog and pony show to impress investors.
CEOのスピーチは投資家を喜ばせるための派手な演出に過ぎなかった。
また、自己満足的なアピールに対しても使われる。
The politician’s visit to the factory was a dog and pony show for the media.
その政治家の工場訪問はメディア向けのパフォーマンスだった。
こんな感じで、「dog and pony show」は、ほとんどの場合批判的なニュアンスを含んで、皮肉を込めた表現として使われるのですねぇ。ふむふむ。