-It’s in the bag- (成功・勝利が)確実だ。(勝ったも)同然だ。間違いない。(疑いない)

今日はアメリカ大統領選挙投票日(Presidential voting day)。何だか先行き不安な声が多く(?)聞こえてくるけど、どうあがいても今日で新しい大統領が決まってしまう。知人は今回の選挙の状況を語る際に面白い(?)言い回しを使った。

Landslide election doesn’t happen this time. 今回は大勝利(圧勝)の選挙にはならないわ。

lindslide」といえば「地すべり」だけど、他にも「(選挙での)大勝利・圧勝」という意味がある。そう、今回はこともあろうにあのドナルドトランプとヒラリーは接戦なのだ。。。。私には彼を支持する人の気が知れないけど、、数字で見る限り沢山の支持者がいるのは間違いない。。。

この「landslide」を説明してくれる時に使ったのが「in the bag」なる言い回し。これは「sure thing, defenitely going to happen」といった事らしく、「確実である」事や「間違いなく起きる」事に対して使えるんだそうな。

The election is in the bag. この選挙は勝ったも同然だ。

Wow! The score reached 12 to 2!! The victory is in the bag!! やった!122だって!勝利は確実だね!

-rig- 不正操作する、不正に操る

先日最後のpresidential debate(大統領候補討論会)が行われたが、またしても「bickering」(8月4日記載:つまらない事で言い合う)な感じで中身がなかった気が。。。。そして今回はDonald Trump(ドナルドトランプ)がこの選挙戦は不正操作されていると主張し始めた事に対して盛り上がった。。くだらない。。。。

Donald Trump has begun insisting that the game was rigged from the start. トランプはこのゲーム(選挙戦)は初めから不正に操られている、と主張し始めた。
That election was rigged. あの選挙は不正選挙だった。

-misogynist- 女性嫌いの人、女性を軽蔑する人、

これまたpresidential race(大統領選挙戦)から。Donald trumpが女性に対して「pig」(豚)と言ったり、暴言を吐いたり性的虐待をした等といった事が大きな反響を。。。そんなtrump(トランプ)に対してあるメディア「misogynist」(女性軽視者)なるレッテルを貼った。もちろんこれに対しても彼は反論したけど。もう何が何だか。。。
アメリカ大丈夫かなぁ。。。

I don’t tolerate misogynism.   女性軽視思想に関して私は黙認しません。
I’m not a misogynist.  私は女性軽視者ではありません。

-phony- ウソの、偽りの、でっち上げの、

Presidential race(大統領選挙戦)もクライマックスに。政論で盛り上がるのはいいけど、なんだかメディアから聞こえてくるのは候補者同士が悪口を言い合っている様子ばかり。。。そんな中で学ぶ英語は政治用語ではなく、罵り英語ばかりぃ。。。悲しい。
さて、この選挙戦でよく耳にする「alledge」。これは「(十分な証拠なしに)断言する、噂する」という意味。候補者同士もしくはメディアが「十分な証拠なしに」お互いをaccuse(非難する)しているため、ニュースでは「alledge」を使ってお互いの主張を表現している。なんかこれってバカらしい気がするけど、、、さておき、こういったalledged(噂による)口撃を否定する為に使われている言葉が「phony」(発音:ふぉにぃ)。意味は「ウソの、でっち上げの、インチキの」といった事を伝える軽蔑的表現。

Donald Trump thinks a lot of things are phony. ドナルドトランプはあらゆる事がでっち上げだと思っている。
This passport is phony. このパスポート偽物だ。

-urban legend- 都市伝説、噂

昨今「killer clown」(殺人ピエロ)が世界の至る所で目撃されて話題になっている。今のところ、大事には至ってないみたいだけど、いつ大事が起きてもおかしくない状況な気がする。。。ハロウィーンも近いってのに。そして、つい先日私の住むど田舎でも目撃情報が。。。こういう事を楽しむ人?の気が知れない。
この話題を知人としていたところ「urban legend」(都市伝説)の話題へと発展。
ちなみに都市伝説と言えば「トイレの花子さん」とか「口裂け女」とか。。。古い。。。私。

-eye wall- (ハリケーンの)目の雲、(ハリケーンが作る)目の壁

日本では台風が、フロリダではhurricane(ハリケーン)が猛威を振るっている。台風といえば「台風の目」って言葉があるけど、ハリケーンにも「目」を使った用語が。台風には無いけど、ハリケーンの目の周りには「雲の壁」が作られる。それを「eye wall」(目の壁)と呼んでいる。

ちなみにハリケーンが「激しくぶち当たる」「(木等を)打ち壊す」様を表現するのには「batter」(発音:ばったぁ)という動詞がよく使われている。

Herricane Matthew batters Florida.  ハリケーン「マシュー」がフロリダを直撃している。

The most dangerous winds of a hurricane occur inside the eyewall. ハリケーンの一番危険な風は目の壁の中で起こる。

-pro bono- 無料で行われる、慈善の、

発音は「ぷろ ぼぉの」。

知人と「あるメキシカンの謎の多い死」に関して話した。。。結構重くてracism(人種差別主義)を感じる話題だった。。

詳細はさておき、その際に出てきた言葉が「pro bono」。アメリカでも日本同様弁護費用は高額。お金が無くて弁護士に依頼できない人はどうするのか?答えは「pro bono legal services」(無料で行われる弁護活動)。

弁護士に限らず医師など専門知識を持った人たちが無償で行う(ボランティア)活動が積極的に行われているアメリカ。相談費用が無い人たちなどはこのシステムを利用することが多いんだとか。

pro bono」は形容詞で「無料の」といった意味もあるが、こういったボランティア活動を総称して「pro bono」ということもある。アメリカ発祥の「pro bono」は今や日本含め世界各地に広まっているんだとか。

He took the case pro bono. 彼は無料案件を担当した。

The lawyer worked pro bono to prosecute teh KKK member.  弁護士はKKKメンバーを告訴するために無償で働いた。

-The pledge of allegiance- (アメリカの)忠誠の誓い

息子が小学校併設のKindergarden(キンダー:日本でいう年長組)に入ってすぐに覚えてきた事。

それは、、、「The pledge of allegiance」(忠誠の誓い、発音:ぷれっじ おぶ ありーじぇんす)と呼ばれるもの。アメリカでは公式行事やスポーツの試合等開始前にこれを皆で斉唱する。何度かそういった場に居合わせたことはあるけど、今まで特に気にかけていなかった。

息子は入学してまだ4週間程なのに既に覚えていた。。。そういえば、アメリカ人の知人が小学校で毎朝斉唱してたって言ってたっけ。それにしても、恐るべし「忠誠の誓い」。学業よりもまずはこれ、といった印象が。

内容はこう言ったもの↓(wikipedia抜粋)

I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.
(私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います)

日本人の感覚ではあまり理解ができないけど。。。ま、アメリカに住む限り郷に入れば郷に従え?

-crack down- 厳しく取り締まる、弾圧する、

ここら辺はもうすぐ夏休みも終わり。飛行機旅行で夏を満喫した知人と飛行機のセキュリティーチェックに関して話した。

靴まで脱ぐのは面倒よねぇ。。。って。そこで出てきた言葉。

Since 9.11, they’ve cracked down on travellers at all airports. 9.11以降、全空港で旅行者に対して厳しく取り締まるようになってるんだわ。

crackdown」だと名詞で「厳重取り締まり」に。「crack down on~」で「~を厳重に取り締まる」。

口語だけどニュースでもよく使われるとの事。

The police are starting to crack down on local drug dealers. 警察は地元のドラッグディーラーを厳しく取り締まり始めた。

The library is cracking down on people who lose their books. 図書館は本を紛失した人たちに対して厳しく取り締まっている。

The city has started to crack down on smoking in public. 市は公の場での喫煙の取り締まりを始めている。

-Are you bondable?- あなたは犯罪歴がなく保険を掛けられる対象ですか?

「犯罪歴ありますか?」なぁんて日本人的にはおかしな質問だけど、、、アメリカやカナダのjob application form(求職申し込み書)の質問項目によくみられる。

bondable」で辞書を調べると「接着、くっつく」とか言った意味が出てきちゃうけど、これじゃあ意味が通じない。。

ネットで調べるとこんなことが↓

Bonding is a type of insurance employers get to cover them if an employee steals from them. If you have no criminal history, answer yes.  「Bonding」とは雇用者が従業員の窃盗に対してかける保険の事。犯罪歴が無ければ答えは「yes」を選択。

ちなみに単に「犯罪履歴がありますか?」と解釈してしまうと答えを「no」にしてしまいがちなので注意。

しかしこの質問、アメリカらしいというか、なんというか。