―Man on!―(サッカーで)後ろ後ろ!後ろにいるぞ!

メノーメノー!

息子のサッカーの試合に行くと、よく聞くフレーズ。

使われるシーンとしては、誰かがボールを持っている時に相手が後ろから迫ってきている時。

状況からして、「後ろから来てるぞ!」っていう警告だってことはわかっていたけど、メノー???って何かの略語??と、どんな英語フレーズなのかわからずにいた。

頼りになる(笑)息子君に聞いてみたところ、Man onだよ、と。

ほほぉ。メン オンをネイティブが言うとメノーになるのね!

Cambridge Dictionaryで調べたところ、以下の説明が。

a warning shouted to a football player who has the ball to make them realize that an opposing player is behind them

翻訳すると…、「ボールを持っているサッカー選手に対して、相手選手が自分の後ろにいることに気づかせるために大声で警告すること」とのこと。

使うシーンもピッタリ合っていて、すっきり!

ちなみにこのMan on!は比較的新しい言い回しのような気がする。

長年サッカーやってるけど、メノーを耳にするようになったのはここ1・2年くらい??

私がボケーっとしていただけか??

― Couch Potato ―  ゴロゴロしてテレビを観ている人、ダラダラしている人、怠け者

我が家にはよくCouch Potato(カウチポテト)となる子が3人(男子2人とワン1匹)います。

Couch Potato とは、ソファー(=Couch)にゴロゴロしてポテチ(=Potato)を食べながらテレビを観る人のイメージからできた言葉。つまりは、「怠け者」を指す言葉!

2人の息子は気が付くとcouch potatoになっていることが多く、発見される度に母に仕事を言い渡される日々(笑)

ワンさんは実際には怠け者ではなく、カウチでゴロゴロしているとジャガイモが転がっているみたいだから、そう呼んじゃうこともあるだけ♥

My two sons have become a real couch potato this summer.

この夏、私の二人の息子は本格的なカウチポテトになりました。

– under the weather –   具合が悪い、体調がすぐれない

知らないイディオム(日本語で言うことわざみたいなもの)を会話中に使われると、凍り付く私。。。

今回知人が使ったシーンはメールの中だったから、しっかりと調べれられた!

メールの本文は以下の通り。

He is under the weather.

このunder weatherがイディオム。直訳すると、天気の下?となって意味が全くわからない。under weatherはイディオムで、体調が悪い、調子が悪いという意味になるとのこと。

つまり、メールの訳は、「彼は体調がすぐれないの。」となります。

体調がすぐれない時の他に、気持ちが沈んでいる時にも使われます。

A:You seem under the weather. 具合悪そうだよ。

B:I’m under the weather today. 今日は調子が良くないんだ。

-get to one’s feet- 立ち上がる、立つ

最近読んでいる小説で頻出のget to one’s feet。

立ち上がる、立つといった動作を表すイディオム。

今まで立つ=stand upだとばかり思っていたけど、別の表現もあった。というかこの小説だけなのかstand upは使われずget to one’s feetばかり。

口語だとstand upの方で文語だとget to one’s feetなかな???

調べてみたけどヒント無しだった。。。。

 

They all got to their feet when their coach came in.  彼らは皆コーチが現れたら起立した。

He got to his feet and run toward the car.   彼は立ち上がって車へ駆けた。

-be cut out for ~- ~に向いている

アメリカの田舎町で生まれ育って3〇年の知人がNYへ。

仕事の関係で行ったついでに観光地巡りをしたSNSをアップ。あまりの交通量の多さに驚愕して一言。

I’m not cut out for a big city. I wanna go back my town! 私、都会に向いてないわ。田舎に帰りたい!

be cut out for ~で「~に向いている」というイディオム。

主に否定形で使われることが多いとの事。

 

He’s not cut out for baseball. 彼は野球に向いてないな。

My boss said I was not cut out for those kind of work. 上司にあれ系の仕事は向いてないって言われた。

-take it as a compliment- お世辞として受け取る、誉め言葉としてとる、

今朝子供とみていたDisneyチャンネルの「Happy helpers」(ミニーとデイジーが主役のストーリー)で、なんとまぁ大人びた?発言を耳にしたのでびっくり。

デイジーが褒められてもないのに「Thank you.」といった事に対して、Cuckoo Loca(くっくろか:鳥のキャラクター)が「Wow, you took that as a compliment?!」と。子供も笑ってるから。あ、意味わかってるんだぁと思ったけど、本当のところはどうなんだろう。

さておき、「compliment」(発音:こんぷりめんと)は「誉め言葉、お世辞」と言った意味。「take something as a compliment」で「to be pleased about what someone says about you, even though they may not mean to be nice.」(人が意図して言ってないとしても、自分に対して言われたことに関して嬉しく思う事)といった意味になる。つまり「誉め言葉として受け取る」といった感じ。

 

I said he was a workaholic and he seemed to take it as a compliment. 私が、あなたはワークホリックだって言ったら、彼はそれを誉め言葉として受け止めたみたい。

I didn’t know what they meant but I took it as a compliment. 彼らの本意は知らないけど、私はそれを誉められたとして受け止めるわ。

-I’m tired of ~. - ~に飽き飽きしてる。~にうんざりだ。

=I’m sick of ~.

寒さ厳しいイリノイ州から暑さ厳しいジョージア州に引っ越してきて早4か月が経とうと。知人たちからもうあの冬を過ごさなくていいのを羨ましがられながらきたけど、その前に、夏が長すぎる。。。。。9月の後半だというのに30度以上の日々。全くもって日中は外に出る気がしない。夏好きの私なはずなのに。。。

そんな話をしている際に出てくる言葉が、

I’m tired of summer.もしくはI’m sick of summer.

「be tired of ~.」もしくは「be sick of ~.」で「~に飽き飽きしている。」「~にうんざりしている。」というイディオム。

 

I’m tired of cold calling. They call me twice a day.   もう勧誘電話にはうんざり。一日2回も電話がくる。

I’m sick of a traffic jam, it happens every morning.   渋滞にうんざり。毎朝だよ。

I’m sick of being asked that I am Chinese. I’m Japanese. 中国人かっていわれるのに飽き飽き。日本人だよ。

-hold it in- 堪える、止める、留める

くしゃみをすると見せかけて堪えた人が笑顔で一言、「I held it in.」。

「hold it in」で「to keep something inside something else」(ある物を他の何かの中にとどめる)といった意味らしいけど辞書には正式に載ってないからいまいちな定義。。。

ただ、「can be used for having to pee, or to hold in cigarette smoke」(煙草を吸うのを留める、おしっこを我慢する、といった際にも使われる)との事。「Hold it!」だけで「(おしっこ)我慢して!」って場面には出くわすけど、間に「it」が入ったとこで大差ないのか??

-go too far- 行き過ぎる、度を超す、やり過ぎる

最近読み始めた小説にちょくちょく出てくるイディオム。

「go too far」で「to do something too extreme」(極端にする)や「to behave in a way that upsets or annoys people」(人を怒らせたり困らせたりするように振舞う事)といった意味。直訳だと「すごく遠くへ行く」だけど、ここからも何となく「度が過ぎる」を連想させてくれるから覚えやすい。

My brother’s jokes are funny but sometimes he goes too far. お兄ちゃんの上段は面白いけどたまに度が過ぎちゃう。

He had time-out ‘cause he’d gone too far. 彼はやり過ぎちゃってタイムアウトをくらった。

We hope she wouldn’t go too far this time.  私たちは彼女が今回、度を越さないことを願ってる。

-in the books- 終える、終焉する

先週末、今季初の息子のサッカーのゲームが行われた。30度を超える炎天下にも関わらず皆モリモリ頑張ってた。9時から始まって16時に終わった初日に、主催者がSNSにて「The first day of games is in the books.」って。わぉ、、、難しい表現使ってきた。。。調べてみると「in the books」で「finished, concluded」(終える)っていうイディオムなんだそうな。ただ、あまり使われないせいか日本の辞書には載ってなかった。。。英語の辞書でも「on the books」(記録されている)の方が多く載っていて、うぅん、どっちの意味でも行ける気がするけど。

ま、初耳だからメモメモ。