-catfish- (インターネット上での)なりすまし、詐欺師

先日知人がinternet scam(発音:すきゃむ、意味:詐欺)に遭いそうになったという話を聞いた。

メールが来て病気の人へのdonation(寄付金)を募っているとの事だったらしいが、調べたら架空の団体からだった。。。日本でいう「振り込め詐欺」みたいなものかな。

で、その際、ついでに比較的新しい単語を教えてもらった。

「catfish」(発音:きゃっとふぃっしゅ)。catfishといえばこの海のない地域では比較的人気なあの「ナマズ」の事。だけど、インターネット用語(SNS用語?)では違った意味が。

英英辞書によると「a person who sets up a false personal profile on a social networking site for fraudulent or deceptive purposes」(SNS上にて詐欺もしくは人を欺く目的で虚偽の個人プロフィールを設定する人の事)となっている。つまりは「なりすまし」の事。

 

I was almost falling love with her on facebook, but she turned out to be a catfish.  僕はもう少しで彼女に恋しそうだった。けど、彼女はfacebook上のなりすましの女だったって事が分かったんだ。。。

-take a knee-  (アメリカンフットボール用語)膝をつく

今週のNFLNational Football League:アメリカンフットボールのリーグ)では、至るチームもしくは個人がTrump(トランプ)大統領への抗議運動、反対表明として「taking the knee」をして話題になった。

国旗が掲揚され、国歌が流れるシーンで通常は敬意を表し「胸に手を当てる」仕草をするんだけど彼らは「taking the knee」をした。

これはTrump大統領に対する抗議運動の一環との事だけど、Trumpさんはご立腹。そんな事を許すNFLのオーナーはクビだクビ!とすごい剣幕。しまいにはそういった抗議運動をした選手たちを「son of a b***h」(このくそ野郎)と罵った。。。

CNNでは「taking the knee: these are the NFL players protesting」(膝をつく:これらがNFL選手たちの抗議運動だ。)といったタイトルで取り上げられていた。

アメリカはどこへ行く。。。

-rabble rouser- 民衆扇動者、(政治的な)扇動家

最近知人が力を入れている事はというと、「Black lives matter」(黒人の生命も大事:黒人の権利を守るための運動)や「Moms Demand Action」(母による抗議運動)といった活動。

こういった活動を通してアメリカをよくしていきたい、と常々語っている。とても勇気がいるし大変な事だと思う。

残念なことに、彼女がこういった活動を大きくSNSで取り上げていたら「KKK」(白人至上主義団体)に目を付けられた。。。

彼らは彼女の事を「rabble-rouser」と呼んだ。「rabble-rouser」(発音:らぼぉる らうざー)とは「one that stirs up the massed of people」(民衆を挑発する人の事)で日本語では「民衆扇動者」と言われている。wikipediaでは「民衆扇動者」に関していい意味の解釈は無い。「民主主義社会において社会的に低い階層の民衆の感情・恐れ・偏見に訴えることにより権力を得、かつ政治的目的を達成しようとする政治的指導者」と定義されている。

頑張っている彼女を卑下した表現をした人たち、私には理解できない。。。

アメリカはどこに向かって行ってるんだろう。。。

She’s a brave activist, not a rabble-rouser.   彼女は勇気ある活動家であって、民衆扇動者ではない。

– non-perishables – 保存食、非生鮮食品、保存の効く食料品

先日TX(テキサス州)を襲ったHurricane Harvey(ハリケーン・ハーヴィー)の被災者への応援はまだまだ必要でまだまだ続いている。

私の住む小さな町も図書館を支援物資のdrop-off point(引き受け所)としている。

必要な支援物資として様々なものがリストで挙げられている中、わからない単語が。。。

non-perishables」。調べてみると「articles or items, especially of food, not subject to rapid spoilage」(すぐに腐敗しないような品物やアイテム、主に食料品)との事。つまりは「非生鮮食品」ってことね。

災害下では料理できる状況じゃないケースが多いから、缶詰やインスタント品が必要だもんね。

ということで、図書館に子供たちと一緒に行ってきました。

息子は「こんなんじゃ皆に渡らないよ。。。」って言われたけど。。。。小さな事しか出来ないからって、何もしないよりはいいんだよ!!息子よ。わかってくれ。

-You’re in my prayers.- あなたの事を祈ってるよ。あなたの事を思っているよ。

ワイドショーつながりで、ゲストの人がHurricane Harvey(ハリケーン・ハーヴィー)で被害に遭った方々に向けてとの前置きで使ったお悔やみ&励ましの言葉。

You’re in my prayers.(発音:ぷれいやー)

これはもうこのまま覚えてこのまま使う。

何か不運なこと・不幸な事が起きてしまった人に対して贈るフレーズは他にもこんなのを耳に目にしたことがある。

直訳するとしっくりこないけど、お悔やみ&励ましの定番フレーズとしてもう丸々暗記。

My thoughts( and prayers) are with you.

My thoughts( and prayers) go out to you.

Praying for you.

Thoughts and prayers.

-sassy- 強気な、生意気な、

先日猛威を振るったHurricane Harvey(ハリケーン・ハーヴィー)。世界各国から支援の手が伸びるとともに、復興へむけて一歩一歩少しずつ前進しているもよう。

そんな折に、勇気を与えられる画像(猫が水没した街を必死(?)に泳いでいる様子。)が話題に。

各々の記事でタイトルは違うものの、一例としてこんなタイトル。

Annoyed cat swimming through Hurricane Harvey floodwaters becomes Sassy symbol of resilience.  ハリケーン・ハーヴィーによる洪水の中を泳ぐイライラした猫が、レジリエンス(逆境力?回復力?立ち直る力)の生意気でかっこいいシンボルとなった。

これは、人やペットらが次々に救助ヘリやボートで助けられていく中、取り残された猫が仕方なく?生きるために洪水の中を自力で泳いでいる様子に人々が関心を寄せたもの。

resilience」(発音:レジリエンス)とは比較的新しい概念で、「回復力」「抵抗力」「防御力」などと訳されているみたい。

ちなみに子供の玩具メーカーで「sassy」ってあったけど、こんな意味があるなんて知らなかった。。。。

-push back against- (アイディア・計画等)反対する、抗争する、闘う

ここら辺の治安が昨今目立って悪くなっている。何とかしなくてはと立ち上がった知人はMoms Demand Action(ママ達による要求運動??)に積極的に参加するように。SNSでも毎回ミーティングの日程や様子をアップ。

その際に使われた言い回し。

We have to push back against gun violence.

push back」といえば「延期する」って意味がパッときちゃうけど「push back against」になると「to oppose or resist a plan, an idea or a change」(計画、アイディアまたは変化に対して対抗もしくは反対する)、「to refuse to accept a change or criticism, or try to prevent it」(変化や非難を拒むもしくはそれらを避けようとする)といった意味になる。

毎週のように自分の街をプラカードを掲げてマーチする彼女には感服する。

How do we push back against poverty?? 貧困問題に対してどう戦っていけばいいかな?

-hack- 物事を効率よく楽にこなす為の方法・技術、うまくやるコツ・術

Back to school(新学期)が始まって3日目。まだまだメディアではこれ関連のネタが。

今日何となくつけていたテレビでは「Back to school Hacks」なるタイトルで特集が。

hack」(発音:はっく)は「a clever solution to a tricky problem」(困難な問題に対しての賢い解決)との意味がurban dictionaryに。「lifehack」(ライフハック)はもうカタカナ日本語として定着している気がするけど、今は(?)「life」に限らず「○○hack」の形でいろんな場面で使われているみたい。

なんかいい日本語訳が思い浮かばない。

Gadget hacks ガジェットハック

museum hacks 美術館ハック

Food hacks   フードハック

-STEM (education)- ステム教育

ひっさびさの勉強。2か月半、子供と日本に帰省していたらすっかり英語からかけ離れてしまった。

また頑張って続けよう!

ちなみに4歳になったばかりの息子はすっかり英語を忘れてしまったらしい。。。かわいそうに。

さて、昨日から長い長い夏休みがあけてBack to school(新学期)となった子供つながりで、新語。

STEM」とは教育現場で使われる言葉で「Science, Technology, Engineering and Mathematics」(科学、技術、工学、数学)の教育分野を称する略称。

昨今アメリカではSTEM教育が重視され、小学校の段階から積極的にカリキュラムに取り組む姿勢がみられているみたい。

子供がいる時点で欠かせない単語!

-approval rating- 支持率

approval」っていえば「承認」って意味がパって思い浮かぶけど、「支持率」を表す英語にも使われている。

Presidential approval rating」といえば「大統領支持率」の事。

Obamaさんのときより、trumpさんになって特に耳にするようになった気が。。。ちなみに残念なことながら彼の「presidential approval rating」は40%前後を行き来していて、私の期待をはるかに超える数字。。。はぁ。。。