-in the books- 終える、終焉する

先週末、今季初の息子のサッカーのゲームが行われた。30度を超える炎天下にも関わらず皆モリモリ頑張ってた。9時から始まって16時に終わった初日に、主催者がSNSにて「The first day of games is in the books.」って。わぉ、、、難しい表現使ってきた。。。調べてみると「in the books」で「finished, concluded」(終える)っていうイディオムなんだそうな。ただ、あまり使われないせいか日本の辞書には載ってなかった。。。英語の辞書でも「on the books」(記録されている)の方が多く載っていて、うぅん、どっちの意味でも行ける気がするけど。

ま、初耳だからメモメモ。

-tally marks- 正の字で数を数えるやり方(画線法)

息子がアメリカ人だなぁ(純日本人だけど)、と思う瞬間が多々ある。ある日、弟とじゃんけん勝負をしていた際に紙に↓こんなのをいっぱい書いていた。

何これ?ってきくと「Tally marks.」(発音;タリーマークス)との事。ぽかぁんとしている私に「これで5個づつ数えれるんだよ。」って追加情報。

ありがとうございます(笑)日本でいう「正」の字書いて5個づつ数えるやつだぁ!!!アメリカにも同じようなのあったんだねー!

日本では「正」の字書くんだよぉ、って教えてみたけど、興味なしの様子でした。。。

-You’re tough on me.- 君は僕に厳しいなぁ。あなたは私にキツイね。

最近お気に入りのCMWhole Foods(ホールフーズ)のCM

パパと娘がWhole Foodsでお買いモノしている際に、パパが娘にJoke(ジョーク)を言って笑わせようとしたのに娘は無言。。。で、パパが「You’re tough on me.」(お前俺に厳しいな。)って。なんか、和むぅって感じです。

-double down- リスク覚悟で大きな賭けに出る、リスクを負ってでも決意を通す

今夜からNFLが始まるってことでニュースはNFL関連でもちきりみたい。で、よく取り上げられているのがNikeの新CMについて。今朝のToday’s showのニュースタイトルは、

Nike double down on Kaepernick」(ナイキはカエパーニックで強い決意を)

double down」はブラックジャックの用語が由来で「strengthen one’s commitment to a particular strategy or course of action, typically one that is potentially risky. 」(一般的にリスクの高い特別な戦略や行動方針に対する決意を強める)という意味が派生している。

つまりは、「リスク覚悟で勝負に出る」「リスクを負ってでも決意を通す」ってことかと。

そしてKaepernickは、黒人差別に対する抗議としてNFLの国歌斉唱時に立ち膝をついて国歌斉唱を拒否したあの人。トランプ大統領も激怒、NFLも立ち膝禁止とするなどアメリカ差別社会に疑問を投げかけたあのKaepernickNikeが広告塔として起用することの意味をワイワイ?と皆で議論している。

Nike商品のボイコットをする人たちや、養護する人たち、SNS上でもざわざわしているなぁ。。。

-Get in there!!- そこだ、いけ! ほら、がんばれ!

息子のサッカーを応援していると「Get in there!!」なる掛け声を幾度となく耳にした。

ボールを持っている相手に果敢に向かっている際に聞かれるので、「ほら、いけー!」「そこだ!」みたいな感じだぁ、と何となく思っていた。

今朝ふと思い立って辞書で調べてみたらCambridgeに「get in there=something you say when something good happens to someone 」(誰かに何かいい事が起きた際に言うセリフ)なる記述が。しかも、イギリス英語との事。うぅん、納得いかない。私が聞くのは誰かが頑張っている時だし、アメリカ人だし。。。で色々色々調べたけど、パットするのはなかった。。。。唯一、Get in thereと言われたらそれは、「you are advised to get involved in a situation because you definitely have a chance of success」(君は、成功につながるチャンスをつかんでいる状況にいるから絡んでいけよ、って助言されたんだよ。)ってのが見つかって、これ、近いなぁと。

きっと、状況からしても「そこだ、いけー!!!」的な応援の掛け声でいいはず!

 

Get in there, son! Stay with it! そこだ!息子よ!諦めるな!

Get in there, you can do it! ほら、がんばれ!お前ならできる!

-He is a natural.- 彼は素質がある。

息子の秋のサッカーが始まった。長男はこれで4期目。サッカー好きもあっていい感じでスタートをきった感じ。で、息子を見てたおじさんが「He’s a natural.」って私に言ってきた。「彼は自然だね。」って事???ま、よくわかんないけど褒められた気がしたから「Thanks you.」とは言っといたけど。。。

Someone(人)に対して「Natural」を「Someone is a natural.」といった形で使うと「自然」って意味ではなく、「to be good at doing something without having to try hard or practice」(練習したり努力しなくても上手くこなす人)って意味になるんだそうな。つまりは「才能がある」とか「素質がある」って事らしい。

これはこれはうれしい言葉!けど、息子ちゃん、練習もしてるんだけどね。

She’s a natural with swiming.  彼女は水泳の才能がある。

They think I’m a natural but I’ve had to work at it. 彼らは私の事天才だと思ってるけど、努力してきたのよ。

-act up- (人が)いたずらする、行儀悪くする、騒ぐ

子供から教わる英語って本当に多い。家の子は日本語と英語を織り交ぜて話してくるので油断ができない。昨日は、「MadisonAct upTime outだったんだよぉ」って。Time out(タイムアウト;何かの罰として遊んではいけない時間)はもう長年聞いてるからわかるけど、「act up」ってなぁんだ。。。???

act up」を調べてみると3つの用法・意味があるみたい。

一つ目は『人』に対して使われる際、「to behave poorly or inappropriately」(悪いふるまい、不適切なふるまいをする事」という意味でつまりは「行儀悪い」ってことだ。

二つ目は『物』に対して使われる際、「to malfunction or operate incorrectly」(正常に動かないこと)。

最後は『病状』に関して使われる際、「to become problematic or troublesome, usually a period of remission」(通常、病状軽快期において厄介な状態になる事)。

「人・もの・病状」それぞれに対して使われるけど、共通して言えるのは「ダメだ」って事かな。。。はは。

UP」がついてるからなんか上々な気がしたけど真逆だった。

The teacher shouted ‘Time out!’ ‘cause he acted up in class. あの子が悪さしたから先生が「タイムアップ!」って叫んだ。

What?! My car is acting up again. まじ?また車が動かん。

Spring has come, it means my allergies are acting up again. 春が来た、ってことはまたアレルギーが厄介になるってことだ。

-Body shamers- 人の容姿に関して悪く言う人(達)

ワイドショー的な番組を見ていたら聞こえてきた言葉「Body shamer」。これは「Body」(体)を「Shame」(はずかしめる)するという二つの言葉からできた造語で「人の容姿に関して悪口を言う人」をさす。 

日本でもそうだけど、芸能人が太った、激やせした、整形したとかいった見た目の変化や、もともとの体の特徴を悪く言う人っていますよね。。。 

ちなみに「Body shaming」だと「人の容姿に関して悪く言う」ことの意味になります。 

最近この「Body shaming」に反撃した事でDemi Lavato(デミラヴァト)やSelena Gomez(セレーナゴメス)が話題に上がっていました。 

”I love being happy with me ya’ll.” 私は私でいることにハッピーだよ! 

堂々と言えると、かっこいいなぁ! 

-be in good hands (with)-  (安心して、任せて)大丈夫

知人のお父様が入院された。容態を心配しているとこんなメッセージが、 

He’s in good hands now, I can leave him and come back tomorrow. 彼はもう大丈夫だから後は任せて明日来るわ。 

「be in good hands」はよく使われるイディオムで「Being handled or cared for by a competent party」(有能な人たちにケアされる、取り扱われる状態になる)といった意味で、今回のように病院に関わるときに使われたり、迷子や迷い犬猫等を保護した際等によく聞かれる。 

 

Don’t worry, you’re in good hands now. 心配しないで、もう大丈夫だから。 

He can take care of you, now you’re in good hands. 彼が世話してくれるからもう案してね。 

-tinkle-  おしっこ

またも息子のチャプターブックから面白い言葉! 

「Tinkle」(発音;てぃんこぉ)。これは「ちかちか」「ちりんちりん」といった擬音語でもあるんだけど、、、、子供に言わせると「It’s Pee!」とのことで、「おしっこ」の意味が先に来るそうです。。。 

チャプターブックでは、友達みんなが青い椅子なのに、主人公だけが黄色い「tinkle sheet」に座るのが恥ずかしい、という場面で登場。「おしっこ=黄色=Tinkle sheet」。子供ならではの発想ですなぁ。。。 

ちなみに、今ではもうしないけど、うちの子はスクールバスに乗り始めた3歳の時にバスの中で「Tinkle sheet」をつくった。。。日本語ではなんだ?「おしっこ椅子」???