-It’s a long shot.- 可能性は低いね。勝率は低いね。望みは低いね。

知人のお嬢さんがacting class(演劇クラス)に受かったという話。

400人以上申し込んで30人しか通らないという難関クラスだったそうな。その話の後にこう一言。

It was a long shot but she made it. かなり狭い門だったけど彼女はやり遂げたわ。

long shot」は直訳だと「遠距離からのショット」だけど、idiom(言い回し)では「something you try although it is unlikely to be successful」(成功確率は低いけど挑戦する物事)という意味に。日本語でよく言う「狭き門」がぴったりくる気がするけど。どうだろう。。。

ちなみに賭け事等でもよく使われ競馬のシーンでも聞かれるフレーズ。その場合は「大穴」とか言った感じ。

It’s a long shot but we won! かなり勝つ確率は低かったけど、勝ったよ。

The horse is a long shot but I bet on him, let’s see!! この馬はかなりの賭けだけど僕は賭けるよ。みてろよぉ。

-Hang on your hat!- (ビックリすることが起こるから)心しておいてね。驚かないようにね。心の準備しておいてね。

もうすぐHalloween(ハロウィーン)って事で、Curious George(おさるのジョージ)でハロウィンのストーリーが。

その中で、ジョージの近所の人が通りすがるたびに

George, hang on your hat!

と、声掛けていた。文字通りの意味でいくと「帽子をしっかり持っとけよ」って意味。だけどこれは諺で実は違った意味が。ただGeorgeは私と一緒で文字通りの意味だと思って、「帽子被ってないのになぁ。。。」的なリアクションを(笑)

諺での意味は「get ready for what’s coming, here comes a big shock」(これから起こる事に心してしておけ、大ショックがくるぞぉ)といった感じ。近所の人は、Halloweenではモンスターやゴーストの衣装を着た人たちが現れるからGeorgeに「心の準備をしておきなよぉ」って言ったわけだぁ。

勉強になりました。

勿論ハロウィン以外の日でも使える。そして「hold your hat」ともいうらしい。

Hang on your hat! I’m engaged. 驚かないようにね。 私婚約したの。

Hang on your hat, we won the lottery!!!! 準備はいい?!僕たち宝くじが当たったよ!

-a little stinker- 悪戯っ子、意地悪っ子、わんぱく

知人がよく悪ふざけしている子供に対して使う言葉。

You guys are such a little stinker! あんた達ったらなんて悪戯っ子なの。

stinker」はスラングで「an irratating, disgusting, or contemptible person」(腹立たしい、むかつくもしくは下劣な人)なる定義が。本当に「下劣な」人に対して「You are stinker.」(あんたひどい奴だね。)といった風にも使えるし、小さな子供に対してや冗談で言う際には「a little stinker」(=someone who is mischievous and ornery,:悪戯や意地悪をする人 or someone who likes practical jokes:悪ふざけが好きな人)と言った意味の「愛着をこめて?」の「悪戯っ子」といった意味でも使われる。

使う人、使われる人を見ていい感じの意味なのか悪い意味でいってるのか判断しないと。。。

-touch base with someone- ~と連絡を取る。~と軽く話す。

知人がsales(セールスマン)時代の話をした際によく使っていたというセールスマンが顧客とコンタクトをとる際の常套句を教わった。

touch base with someone」=「to talk to someone for a short time, to confer with someone for briefly」(~と軽く話す、~と簡単に話し合う)という意味。セールスマンが電話等で顧客と連絡を取りたい際によく使うんだそうな。元々はbaseballbase(ベース)にタッチする行為から派生したんだそうな。

I need to touch base with Kim about the car she bought last year. キムと去年勝った車について連絡とる必要があるんだ。

We touched base on that and we are in agreement. 僕らはあれについてもう話し合って、合意に達したんだ。

-He is the real deal.-  彼は本物だ。彼は真の男だ。

先日musical(ミュージカル)を観に行った。素人の集まりでやるものだからあまり期待してなかったけど、凄かった!子供たちも夜遅いのに全く眠くならず感動していた。終演後にmusical director(ミュージカルのディレクター)と話す機会があって、Sebastian(カニのセバスチャン)がずば抜けて凄かった、と述べたら、「He’s the real deal.」との返信が。

the real deal」(ざ りある でぃーる)で「本物の、真の」っていう意味。これは人だけでなく物にも使える。

Did you hear his voice?? He’s the real deal. 彼の声聞いた?彼は本物だよ。

His song proved he’s the real deal. 彼の歌が彼が真のシンガーであることを証明した。

-scrimmage- 練習試合、練習ゲーム

息子のサッカーコーチから毎週送られてくる練習スケジュールに「scrimmage」なる言葉が。

発音は「すくりぃみっじ」。調べてみると「a practice game of football, basketball, soccer, etc」(サッカーやバスケ、アメフトなどの練習試合)との事。

息子に聞いたら友達がアメフトをしていて「scrimmage」は知っているとの事。。。そっか。。。親は知らず。。。

ちなみにもう一つ「乱闘」とか言った意味もある。

We’ll play a scrimmage on Thursday, put lion’s jursey on. 木曜日は練習試合するからライオンズのチームシャツ着てきてね。

-crook- ペテン師、インチキする悪い人

息子が絵本を卒業し、だんたんと難しい本を読むようになってきた。その分わからない単語も増える増える。。。

今回は「crook」(発音:くるっく)。表紙に定番の白黒縞模様の囚人服を着た女の子の絵が。息子はここから想像して「犯罪者」かなぁ、って。いい推理だなぁ。(親ばか)

crook」とは「a very dishonest person, especially a criminal or a cheat」(人を騙したり、犯罪を犯すような非常にインチキな人)なる定義。

完全に「犯罪者」という定義では無いみたいだけど、俗にいう「悪い人」のことかな。

She is a crook. 彼女は悪い奴だ。

Most politicians are just a crook. ほとんどの政治家はただのペテン師だ。

-stun-  唖然とさせる、呆然とさせる、仰天させる

今朝の朝一のニュースでJohn Kelly(ジョンケリー大統領首席補佐官)の発言が取り上げられていた。

John Kelly: It stuns me that member of congress would have listened in on that conversation. Absolutely stuns me, and I thought, at least that was sacred.

ジョンケリー:国会は僕を驚愕させたあの会話を聞くべきだ。少なくとも畏敬に値するし、間違いなく僕を仰天させた。

stun」(発音:すたん)はあの「スタンガン」の「すたん」。物理的に「ショックを与える」っていう意味もあるけど「to shock or surprise someone very much」(誰かをすごく驚かせるもしくは衝撃を与える)という意味もある。

surprise」よりもビックリした時に使われる。

初めて聞いた単語だったけど「スタンガン」と連想させればすぅっと頭に入ってきた。

ちなみに彼のこの発言は、トランプ大統領が戦死した兵隊の奥様に電話をしたことに対して発言された。自身も戦死した息子を持つ身なので、それと重ねて非常にemotional(感情的な)発言となり、注目を集めたみたい。

-throw a fit- カッとなって怒る、激怒する、急にキレる、すごく興奮する

何でこの言い回しがメモしてあったのか全く覚えてないけど、、、、

throw a fit」(発音:すろぅ あ ふぃっと)で「to become extremely angry or excited, often shouting a lot」(すごく激怒するもしくは興奮する。しばしば怒鳴り散らす。)なる説明が。

angryの最上級みたいな感じだから日本語で言うと「激怒、キレる」といった感じかな。

ちなみに「have a fit」も同じ意味だそうな。

My mom will throw a fit when she sees the mess I made… ママはきっと僕が散らかしたのみて相当怒るだろうな。。。

Dad threw a fit when he came back home and saw me. お父さんが帰宅して僕を見た時すっごく怒った。

-Good catch!- (ミスを)よく見つけたね!(間違いを)よく指摘してくれた!

息子の授業をちらっと見た際に拾った言葉。

簡単な算数の計算問題で他の子が間違って回答。すかさずほかの子が指摘。先生がそれに対して

Good catch!(ぐっどきゃっち)  (間違いを)よく見つけました!

これはミスを見つけた時の定番フレーズというか、よく使われるフレーズ。

問題を出されて正解を言った時とかには使われない。あくまでも「ミス・間違い」を指摘した際に使われる。

Ken caught a mistake in our calculations, and our teacher said ‘Good catch!’.

ケンは計算問題の時間に間違いを指摘して、先生に「でかした!」と言われた。