-Take a hike!- 出ていけ! どっか行って!

hiking(ハイキング)の話を知人としていて、「hike」つながりで教えてもらったスラング。同じ「hike」でも全く違う意味になる言い回しがあるんだって!

Take a hike. = Get out of here. Go away. 出ていけ。

これは驚き。知らなかった。彼女は旦那さんとケンカした際に「Get out of here.」よりも「Take a hike.」の方を好んで(?)使うんだそうな。

ちなみに「take a walk」(散歩をする)と一緒で、「take a hike」で「ハイキングをする」の意味も勿論ある。命令形で使われた際は「Go away」の意味だと思って。。。。注意。

You are such a rude, take a hike! あんたすっごい無礼だよ、どっか行って。

I don’t wanna hear your excuse anymore, take a hike. もう言い訳は聞きたくないよ、出て行って。

-kowabunga, Cowabunga- やったね! いいね! イケてるね!

息子の所属するサッカーチームの男の子がシュートを決めたり、上手にディフェンスできたりした時に叫んでる。

気になったので一応意味があるのか調べてみた。。。。

Kowabunga! (or Cowabunga or Kawabanga) 発音: カワバンガ

Urban Dictionaryによると「Positive, Good, in an aspect greater than ‘cool’」(”かっこいい”より上級な言い回し)なる意味だそうだ。サーファーが使い始めたスラングだそうだけど、家の子に聞いたら「Ninja Turtles」で使われてるんだそうな。。。。

なので、子供も使う、みたい。

-shoulda, coulda, woulda, musta- should,could,would,must+haveの口語

-shoulda, coulda, woulda, musta-

=should of, could of, would of, must of

=should have, could have, would have, must have

すっかり秋だったはずなのに、先週末は夏。暑くて暑くて。。。。息子のサッカー観戦に行ったら知人に遭遇。知人が、

I should’ve brought a parasol. 日傘もってくるべきだったわ。

って。確かに確かに!

ここで出てきた「should’ve」。これは「should have」の略だけど、困ったことに(?)発音は「シュドゥ ハヴ」もしくは「シュドゥヴ」ではない。。。「シュダ」もしくは「シュダヴ」となるのだぁ。。。

初めはよくわかんなかったけど、教えてもらってから人が言うのを聞いてると、ふむふむって感じ。

ホントによく使われるので、知っててよかった言葉、というか言い方というか。

口語(発音)を文字化したものが「shoulda」もしくは「should of」なので、小説や新聞等で「shoulda」や「should of」を目にすることはないけど、映画とかの字幕だと目にする。

You shoulda been there at 3:00. あんたは3時にあそこにいるべきだったのに。

I should of called my mom yesterday!!!! 昨日お母さんに電話しなきゃいけなかったのに。

She musta left him alone yesterday. 彼女は昨日彼を一人にしなくてはいけなかったのに。

-Finders, keepers.-  見つけた人が貰う人、拾ったものは自分の物、(ことわざ)落し物は拾い得

子供と『The pigeon finds a Hot Dog!』という絵本を読んでいたら出てきた言葉。

ホットドッグを拾った鳩がそれを食べようとしたが、自分も食べたいアヒルがとっても賢い方法で最終的には半分こさせる、っていうほほえましい絵本。

It’s MY hot dog. This is Unbelievable! Mine, mine, mine! ”Finders, keepers,” is what I say.

これは僕のホットドッグだ。信じらんない。僕のだ、僕のだ、僕のだよ!「見つけた人がもらう人」っていうだろ。

finders, keepers」は「finders keepers, losers weepers」がフルバージョンで、「誰かによって見つけられた物、もしくは発見された物は、自動的にその人の所有物になる」という子供っぽい諺からきている。

とってもかわいらしいし、笑える絵本で家の子供は大好き。

けど、こんな諺使われちゃったら困る事が多いなぁ。。。。

-shady- 怪しい、疑わしい、いかがわしい、うさん臭い

この子隠し事をしてる、って思った際に使えるセリフ、

You’re shady. あんたなんか怪しい。

shady」(発音:しぇいでぃ)は「影」の「shade」が語源。人や場所に対して「shady」を使えば「suspiciouse, sneaky」(疑わしい、こそこそしている)といった意味になるらしい。

The shady looking mand slipped into my bar. 怪しげな感じの男が私のバーに入ってきた。

My kid is shady thease days, what’s wrong with him? 家の子最近怪しいんだ、何があったんだろ?

-Let me sleep on it.- 一晩考えさせて。ちょっと(考える)時間ちょうだい。

知人が電話で話しているのを何となしに聞いてるときに耳に入ってきたフレーズ。

Let me sleep on it.  一晩考えさせて。

sleep on it」で「to wait before making an important decision」(大事な決断をするまで待つ事)との意味。

日本語でも「一晩寝かせて考える」っていう表現に「寝る」っていう言葉が使われていて、英語でも「sleep」が使われていて、なんだか、面白い。どこの国でも(?)重要事項を決断するには一晩はいるってことなのか???昨今は何事にもスピードを求められてる気がするけど、時には「sleep on it」する時間も必要だよね。

Take your time, you better sleep on it. 焦らないで、一晩寝て考えた方がいいよ。

Don’t make me rush. Let me sleep on it. 急がせないで。ちょっと時間ちょうだい。

-Let’s all pitch in.- みんなで一緒にやろう。さぁ、皆でやっちゃおぅ。

久々に息子の先生からの新しいフレーズ。

ちょっと遅めにDaycare(保育園)に行ったらもうすぐ朝食の時間っていうところに遭遇。

先生が忙しそうに子供たちに行ってたセリフ。

Let’s all pitch in! Clean up clean up!  さ、皆で一緒にやりましょう。お片付けお片付け。

pitch in」(発音:ぴっちいん)で「join forces with others, help, cooperate」(他の人たちと力を合わせる、助ける、協力する)といった意味。子供が二人いるのに何で今まで耳にしなかったんだ?ってくらい、使いそうなフレーズ。

なかなか協力して何かをするってことが無い息子たちに早速使ってみようかな。

Let’s pitch in and sort the books♪  さぁ、一緒に本の仕分けしよう♪

If we pitch in together, it won’t take too long. 皆で協力してやったらそんなに時間のかかる事じゃないよ。

-rabble rouser- 民衆扇動者、(政治的な)扇動家

最近知人が力を入れている事はというと、「Black lives matter」(黒人の生命も大事:黒人の権利を守るための運動)や「Moms Demand Action」(母による抗議運動)といった活動。

こういった活動を通してアメリカをよくしていきたい、と常々語っている。とても勇気がいるし大変な事だと思う。

残念なことに、彼女がこういった活動を大きくSNSで取り上げていたら「KKK」(白人至上主義団体)に目を付けられた。。。

彼らは彼女の事を「rabble-rouser」と呼んだ。「rabble-rouser」(発音:らぼぉる らうざー)とは「one that stirs up the massed of people」(民衆を挑発する人の事)で日本語では「民衆扇動者」と言われている。wikipediaでは「民衆扇動者」に関していい意味の解釈は無い。「民主主義社会において社会的に低い階層の民衆の感情・恐れ・偏見に訴えることにより権力を得、かつ政治的目的を達成しようとする政治的指導者」と定義されている。

頑張っている彼女を卑下した表現をした人たち、私には理解できない。。。

アメリカはどこに向かって行ってるんだろう。。。

She’s a brave activist, not a rabble-rouser.   彼女は勇気ある活動家であって、民衆扇動者ではない。

-bizarre- へんてこりんな、奇妙な、突飛な、異様な

発音は「びざー」。

これは「strange, wired, odd」(風変わりな、奇妙な、異様な)と全く同じ意味、使い方。

だけど、「bizarre」が一般的に(?)私的にはこの中で一番耳にする。私はなんだか「wired」(発音:うぃやぁど)を使ってしまう。「bizarre」は発音悪くて伝わらなかったら恥ずかしいから(笑)

Bizarre!! Look what she’s wearing!! うわっ!!!彼女の着てるの見て。

A bizarre thought came to my mind. 突飛な考えを思いついた。

-I’m biased, but ~- 偏った見方だけど、ひいき目だけど、先入観が入ってるけど、

このフレーズ、「親ばか」発言をする際に結構使われている。

先日も知人が13歳の娘の初メイクアップ中の写真をSNSで投稿した際にこういってた。

I know I’m baised but she is beautifule!!! 親バカってわかってるけど、家の娘ったらキレイ!!!

be biased」で「showing an unreasonable like or dislike for a person based on personal opinions」(個人の主観に基づいた非理性的な好き嫌いを見せる事)、「prejudice, one-sided, weighed」(偏見、一方的な、一方に偏った)といった意味・

人に対してだけでなく、統計やニュース等に対しても使われる。

I may be biased, but my boy is the best on the team. 親バカだろうけど、家の子がチームで一番だわ。

The judge was biased. その裁判官は偏っていた。

People think that the newspaper is biased towards one particular political party. 人々はその新聞はある特定の政治団体に思考が偏っていると思っている。