-trump- ~よりも勝る、(奥の手を使って)勝つ、~を凌ぐ

「trump」(トランプ)といえば、あのお騒がせ人物かカードゲームを思い浮かべるけど、今日は変わった使い方を耳にしたからチェックチェック。

あるバラエティー番組で「子持ち男性とデートするかどうか?」っていうテーマが。ある女性が「絶対にしないし、しない方がいい。」と主張。その理由が

Kids trump you.

「trump」は名詞で「切り札」「奥の手」「素晴らしい人」といった意味があるが、動詞になると「to outdo or surpass」(凌ぐ、勝る)、「to win or succeed because you have an advantage that yopur oppenent does not have」(敵対者が持っていない有利な立場にいるが為に勝つ、成功する)といった意味が出てくる。

あまり頻繁に使われはしないらしいが、耳に入ってきて気になったので調べてみたら面白かったし、なんとなく使えそう?

 

Kids trump you. 子供はあなたを凌ぐのよ。

-gifted education- 成績優秀者の為の特別教育、ギフテッド教育

先日息子の先生とPTC(Parents-Teacher-Conference;先生との個別面談)をした。その際に全然聞いたこともない事実が。先生が「Have you met Mrs. Murphy the gifted teacher?」(ギフテッドティーチャーのマーフィー先生に会ったことありますか?)って聞いてきた。Mrs.Murphyも知らなければ「Gifted teacher」も知らない。何のことかわからないまま話を進めてると、どうやら息子君はテストの結果がよかったから「Gifted class」っていう特別クラスに週一ペースで行ってるらしい。

横にいる息子をちらりと見ると「ふむふむ」みたいにうなずいてるけど。。。聞いてないぞぉ!恥ずかしや。。

家に帰ってきて話すのはRecess(休み時間)の遊んだ話ばかり。。。君にとって「Gifted class」なんてどうでもいいのね。。。

ってことで調べてみたら「gifted education」とは「ギフテッドやタレンテッドと判明した子供の教育に用いられる教育手法、理論、特別手段を指す。」(wikipedia)らしい。

イリノイ州の学校ではそういったクラスはなく、ただ他の子が勉強している間に図書館へ行かされたり音楽の先生と遊んだりさせられていたらしいけど、、、ジョージア州はこういうのがあるのね。なにか役に立てばいいけど???

-shrug- 肩をすくめる

今IRIS JOHANSEN(アイリスジョハンセン)の『THE FACE OF DECEPTION』(邦題;失われた顔)を英語版で読んでる。昔日本語版で読んで面白かったのと、著者がアトランタ在住ってことで思い出して。日本語版で一度読んでるからさほど難しさは感じないけど、結構飛ばしてる単語多い。。。で、たまには「本当はあの単語どういう意味なんだ?」ってのを調べてみることに。

「She shrugged.」この表現は何回出るんだろうってくらい出てくるけど、正確な意味を飛ばしながら読んでる私。。。

「Shrug」(発音;しゅらぐ)は「肩をすくめる」っていう意味。よくアメリカ人がする⇓こんなジェスチャー。「わからない、興味がない」っていう時に使うらしい。

「Shrug」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

 

-I’m tired of ~. - ~に飽き飽きしてる。~にうんざりだ。

=I’m sick of ~.

寒さ厳しいイリノイ州から暑さ厳しいジョージア州に引っ越してきて早4か月が経とうと。知人たちからもうあの冬を過ごさなくていいのを羨ましがられながらきたけど、その前に、夏が長すぎる。。。。。9月の後半だというのに30度以上の日々。全くもって日中は外に出る気がしない。夏好きの私なはずなのに。。。

そんな話をしている際に出てくる言葉が、

I’m tired of summer.もしくはI’m sick of summer.

「be tired of ~.」もしくは「be sick of ~.」で「~に飽き飽きしている。」「~にうんざりしている。」というイディオム。

 

I’m tired of cold calling. They call me twice a day.   もう勧誘電話にはうんざり。一日2回も電話がくる。

I’m sick of a traffic jam, it happens every morning.   渋滞にうんざり。毎朝だよ。

I’m sick of being asked that I am Chinese. I’m Japanese. 中国人かっていわれるのに飽き飽き。日本人だよ。

-hold it in- 堪える、止める、留める

くしゃみをすると見せかけて堪えた人が笑顔で一言、「I held it in.」。

「hold it in」で「to keep something inside something else」(ある物を他の何かの中にとどめる)といった意味らしいけど辞書には正式に載ってないからいまいちな定義。。。

ただ、「can be used for having to pee, or to hold in cigarette smoke」(煙草を吸うのを留める、おしっこを我慢する、といった際にも使われる)との事。「Hold it!」だけで「(おしっこ)我慢して!」って場面には出くわすけど、間に「it」が入ったとこで大差ないのか??

-He’s a pest.- 厄介者、めんどくさい奴

最近学校で読書週間が始まって子供たちは読書漬けの毎日。いい事だけど、結構大変な課題が多くて。。。

さておき、そんな中息子の本をチラ見して盗んだ言葉。

He’s a pest. 彼はめんどくさい奴だな。

「pest」(発音;ペスト)とは一般的に「害虫」の意味でつかわれることが多いけど、「人」に対して使われるときもある。

英英辞書には「pest」=「an annoying person, espacially a child」(イライラさせる人、特に子供)とされている。「害虫」のいやぁなイメージが人に使われるときはまさにそのイメージ通り「厄介なやつ」の事を指すらしい。

 

He jumped on the bed, pulled my hair, and was generally a pest.  あの男の子はベッドでジャンプしたり、私の髪の毛を引っ張ったり、たいていやな奴だったわ。

Put it back, you little peat! 返せよ、このちびくそ!

-nbd-  『no big deal』(たいしたことない)の略

知人のSNSから教わった略語「nbd」。No Big Deal(たいしたことない)の略語。知人は「nbd」としてきながら憧れの人とのツーショットを投稿。ほんとはBig deal!だけど、あえてしらぁっと、nbdって、、、彼女らしくてかわいい。

-go too far- 行き過ぎる、度を超す、やり過ぎる

最近読み始めた小説にちょくちょく出てくるイディオム。

「go too far」で「to do something too extreme」(極端にする)や「to behave in a way that upsets or annoys people」(人を怒らせたり困らせたりするように振舞う事)といった意味。直訳だと「すごく遠くへ行く」だけど、ここからも何となく「度が過ぎる」を連想させてくれるから覚えやすい。

My brother’s jokes are funny but sometimes he goes too far. お兄ちゃんの上段は面白いけどたまに度が過ぎちゃう。

He had time-out ‘cause he’d gone too far. 彼はやり過ぎちゃってタイムアウトをくらった。

We hope she wouldn’t go too far this time.  私たちは彼女が今回、度を越さないことを願ってる。

-She’s something.-  ①この子は凄いわ。彼女には感心させられるわ。②この子はおバカだわ。彼女は変わってるわ。

知人の口癖というか、4歳のお嬢さんの事を話すときによく使う表現で面白いものが。

She is something. この子は特別だわ。

「something」は「何か」だけど、直訳しても上手くいかない。「be something」はスラングで状況によって「to be very special or admired」(特別な存在、尊敬すべき)といったいい意味と「strange, idiot, jerk」(変わっている、おバカ、ダメな子)といった悪い意味になるイディオム。

知人の場合は、お嬢さんが4歳にも関わらずとっても物知りで発言が大人時見てるので、前者のいい意味で使ってるはず。ただ、たまに子供ならではの奇怪な行動をした後にも使ってるので、その場合は軽く後者で、「おバカな子だねぇ」的な感じかな。

-paddle- (体罰として)ヘラ棒で叩く、尻うち板でたたく

今朝ショッキングなニュースを耳にしてしまった。。。何となくつけていた朝の情報番組で「Georgia School to start Paddling Students as discipline」ってタイトルと共におかしなニュースが・・・・。え??え??まじ?

paddle」(発音;ぱどぅ)とは「beat (someone) with a paddle as a punishment 「体罰としてヘラ棒で人を叩く」こと。つまりニュースのタイトルは「ジョージア州の学校は懲戒として生徒をヘラ棒で叩くことを開始」って言ってる。。。何かの間違いかと思ってネットで調べてみたらやっぱり本当。

他のニュースでも「Paddling students is now a disciplinary policy at a Georgia charter school and parents who don’t consent have to agree to up to five days of suspension for their children instead.」(ジョージア州の学校で生徒をヘラ棒で叩くことは懲戒方針となって、方針に同意しない両親の生徒は代わりに最大5日間の停学処分とする。)って。。。

ちなみに私たちはジョージア州在住だけど学校からそんな通知は来ていない。家の学区はその方針を受け入れないんだろうか。。。

何が起こってるんだ、アメリカよ。。。